2021.09.06
カテゴリ:周辺機器
LANケーブルの規格
LANケーブルは、通信速度や周波数の違いにより「カテゴリ」に分類されています。
現在販売されているカテゴリは5~8で、数字が大きくなればなるほど通信速度が速く、伝送帯域が広くなります。
カテゴリにより通信速度や伝送速度が様々なため、使用環境に合ったカテゴリを選ぶことが大切です。カテゴリは、数字が大きいほど速い通信速度に対応できる規格です。
現在は「カテゴリ6」が主流です。
カテゴリ | 最大通信速度 | 伝送帯域 |
---|---|---|
5 | 100M bps | 100 MHz |
5e | 1G bps | 100 MHz |
6 | 1G bps | 250 MHz |
6A | 10G bps | 500 MHz |
7 | 10G bps | 600 MHz |
7A | 10G bps | 1000 MHz |
8 | 40G bps | 2000 MHz |

LANケーブルの規格をチェックする方法
たとえば右図のLANケーブルの場合、「CAT6」と記載されています。これがLANケーブルの規格(カテゴリ)です。
使用しているLANケーブルが、どのカテゴリなのかをチェックするには、購入した時の箱や説明書を見るのが一番ですが、手元にない場合はLANケーブルを見て確認します。
- LANケーブルは通信速度で評価されますが、「伝送帯域」も重要な値です。
- 伝送帯域とは、データを伝達するために使われる周波数の幅の広さを示す値のことで、データ伝達のために用いられる波の最小周波数と最大周波数の差が伝送帯域となります。
- 単位はHz(ヘルツ)が用いられます。
- Hzは「1秒あたりの波の数」を表すために用いられる単位です。
たとえば「5Hz」は1秒間に5回揺れる波を示しています。
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