Officeの表示が年表示からOffice365に名称変更
受講生からの質問
「数年前よりOffice Premiumが搭載されたパソコンを購入し、Office2016を利用しています。今までは、WordやExcelを起動すると、起動する過程で[スプラッシュスクリーン]画面に「Office2016」と記述されていました。しかし今では「Office365」と記述されています。「Office365」は有料だと思うのですが、お金を支払わないといけないのでしょうか?」

最近、このようなご質問が多くなりました。
「Office365」と記載されていても、お金を支払わなくても大丈夫です。
その理由は、マイクロソフトが[スプラッシュスクリーン]画面に表示する内容を2018年3月から変更したからです。
プリインストール版「Office Premium」は、購入したパソコンを使い続ける限り、常に最新のOfficeを利用することができる、日本のみ販売されているエディションです。
Officeの権利は、そのパソコンに対して紐づけされています。
混同しがちなエディションが「サブスクリプション版」です。
「サブスクリプション版」は定期的に料金を支払わないと利用することができません。
しかしこの権利は、人に対して紐づけされているので、現在利用しているパソコンが壊れた場合でも他のパソコンにOfficeの権利を移して使い続けるメリットがあります。
海外のユーザーで気になる人はいませんが、日本のユーザーの場合、Office Premiumという日本だけのエディションが広く出回っているので混乱が生じています。
永続ライセンス版「Office2016」では、スプラッシュスクリーンに[…]が記述されるだけでバージョン名は表示されないようになりました。その理由は、マイクロソフトが年表示を中止したからです。
エディションを確認する方法

- 任意のOfficeを起動します。
- 画面上部のメニューから[ファイル]を選択します。
- バックステージビューが表示されます。
- 画面左側のメニューから[アカウント]をクリックします。
- [製品情報]欄に、利用しているエディション名が表示されます。