2014.01.31
カテゴリ:マイクロソフト
次期OS Windows9の動向
マイクロソフト社は、今春、次期OS Windows9(仮称)のロードマップを発表します。
しかし企業のIT部門にとって次期OSへの関心は薄く、既にWindows 7を中心としたITインフラへ移行しているのが実情です。
米IT調査サービス企業「NetMarketShare」が実施した2013年12月のデスクトップOS市場の調査結果では、「Windows 8とWindows 8.1」を合わせたシェアは10.5%。Windows7は47.5%。「Windows Vista」は3.6%。「Mac OS X」「Linux」などWindows以外のOSは、合わせて9.4%のシェアとなっています。
企業がWindows8.1の導入をためらう理由
- ライセンス料金が高い
- 従来利用していたアプリケーションがWindows 8.1に対応していない
- ユーザーインタフェース(UI)がカスタマイズできない
- ハードウェアのリプレースを求められる
- 社員の再教育に多大な費用がかかる
そのため企業の多くが、Windows7に切り替えているのが実情です。
企業が次期OSを導入する場合の条件
- 簡単な移行方法
- タッチインタフェースを活かしたオフィススイートの提供
- スタートボタンとスタートメニューの本格的な復活
2014年春に発表されるWindows9のロードマップに要注目です。